第5話 『学園政府、ついに警察を敵に回す』

登場キャラクター
緋色椎名/結咲奈々/赤羽優梨/沖隼太/姫崎翼
月城戒/城阪光/影山千紘/蕪木真白

キャラ 台詞
赤羽優梨 「そう…どうしても、駄目なのですね…?」
赤羽優梨 「ええ、もういいです。…それでは」
   
沖隼太 「……駄目だったか」
赤羽優梨 「いや、最初から期待なんてしてなかったし、別にいいんだけどね」
沖隼太 「優梨、無理するな。お前は、背負い込みすぎる」
赤羽優梨 「無理なんかしてないよ。……ただ、少し、寂しいだけ……」
   
沖隼太 「第5話『学園政府、ついに警察を敵に回す』」
   
優梨(幼少時) 「ねぇ、ママ…また、出掛けるの?」
優梨ママ 「ごめんね…突然お仕事が入っちゃって…じゃあ、悪いけどお留守番お願いね」
優梨(幼少時) 「うん…大丈夫……私、良い子で待ってる。良い子で待ってる。良い子で待ってる……」
優梨(幼少時) 「ママ…今日は私の誕生日なんだよ……なのに、お仕事の方が大事なの…?」
   
結咲奈々 「しーな…しーな……しーなっ!」
緋色椎名 「あ……悪い、なんだ?」
結咲奈々 「どうしたの?上の空だったみたいだけど」
緋色椎名 「いや…なんでもない。ただ…誰かが泣いてた気がして…」
結咲奈々 「泣いてるのは椎名でしょ?この前のテスト、散々だったじゃない」
緋色椎名 「うっせぇな!あれはたまたまヤマ勘が外れただけであってだな…」
緋色椎名 「結局、俺たちはいつも通りに生活している……でも、今はそれでいいのかも知れない。今は…」
結咲奈々 「…あっ!?椎名、これ!」
緋色椎名 「『ラブラブ光線シーナ&ナナ…懸賞金54円!!?』なんじゃこりゃ!!デジャヴか!?」
   
結咲奈々 「これって…この前蕪木さんに撮られた写真だよね…」
緋色椎名 「ってことは、第2話の奴もあいつの仕業か……あんのヤロォォォォ!!」
結咲奈々 「あっ、待ってよ椎名!!」
   
緋色椎名 「おいこら…」
赤羽優梨 「撃てぇぇぇーーッ!!」
   
緋色椎名 「うおおおおッ!!?ま、待て待て俺だって!!」
赤羽優梨 「ん…?撃ち方、やめーーッ!!」
緋色椎名 「だぁっ…はぁ…はぁ……」
赤羽優梨 「やぁ、おはよう」
緋色椎名 「おはようじゃねーだろ!!」
赤羽優梨 「あぁ、そうだねー。これからは突然現れないでね。危ないから」
緋色椎名 「……?あんた、どこか悪いのか?」
赤羽優梨 「えッ!?な、なんでかな?私はこの通り元気だよ!?」
緋色椎名 「いや、何かいつものあんたらしくないっていうか…まぁ、気のせいならいいんだが」
赤羽優梨 「ああ、気のせい気のせい。んじゃ、私はこれで!」
緋色椎名 「……ってか、なんであんたら銃なんか持ってんだ?」
月城戒 「ああ、今朝あの人に渡された。これはグロック19といってオーストリアのグロック社が開発した…」
緋色椎名 「誰も銃の説明なんか聞いてねぇよ!」
姫崎翼 「あのぅ〜、これにはワケがありまして…」
   
沖隼太 「俺が説明しよう。実は…今この学園に犯罪者が潜んでいる。容疑は強盗殺人だ。
そいつが学園に逃げ込んだという情報が入ったんだ」
緋色椎名 「何だと!?それで、警察には連絡したのか!?」
影山千紘 「いいえ、していません」
緋色椎名 「はぁ?なんで通報しねぇんだよ!?」
影山千紘 「僕たちは学園政府です。学園の秩序は僕たちで守るのが道理です」
月城戒 「そういうことだ。今現在、戦闘員以外の生徒は体育館に避難している。お前もそこに行け」
緋色椎名 「…やだね。警察に頼らないにしても、俺も戦える。犯人探しに手伝うぞ」
月城戒 「お前が戦えることは承知している。お前には、生徒を守ってやって欲しい」
沖隼太 「一応俺たちは、多少なりとも戦闘経験がある。何かあっても自力でなんとか出来るんだ」
月城戒 「それと、俺の飼っているネコも体育館にいる。よかったら、一緒に守ってやってくれ」
緋色椎名 「…はぁ、わかったよ。その代わり、さっさと犯人見つけろよ」
沖隼太 「ああ、すまないな。それじゃ、俺たちも捜索を開始しよう」
   
結咲奈々 「…もぉ、椎名ってばいっつもすぐいっちゃうんだから……って、あれ?首相さん?」
赤羽優梨 「…ん、あぁ、奈々ちゃんか…おはよう」
結咲奈々 「どうしたんですか、こんなところで…?」
赤羽優梨 「いや、別になんでもないよ…」
結咲奈々 「…んー……『言葉がなければ、想いは伝わらないし、想いがなければ言葉は消えてしまう』……」
赤羽優梨 「…え……?」
結咲奈々 「昔椎名が言ってた言葉なんですよ。椎名って、私の事お節介だー、とか言ってるけどあいつもあいつで結構お節介なんですよ」
赤羽優梨 「まいったなぁ……私がこんなに気を遣ってもらうなんて……」
結咲奈々 「ふふっ、まぁ当然私もお節介なんですけどね?」
赤羽優梨 「あれは…幾つの時だったかなぁ……私の親ってその業界で有名な人たちでね、いつも仕事ばっかり。
それで、私はいつも一人ぼっちだったんだ……」
   
優梨(幼少時) 「…きみ、だれ?」
隼太(幼少時) 「おれは沖隼太。きみが赤羽優梨ちゃん?」
優梨(幼少時) 「うん、そうだけど…なに?」
隼太(幼少時) 「いや、きみってさ、なんでいつも一人でいるの?みんなと遊ばないの?」
優梨(幼少時) 「わたし…人とどう遊べばいいのか、わかんないの……」
隼太(幼少時) 「……あははっ!なぁんだ、わかんないだけだったのかぁー!」
優梨(幼少時) 「え…?」
隼太(幼少時) 「みんながさ、きみはおれたちと遊びたがらないって言うから。なんでだろうと思ってたんだ」
隼太(幼少時) 「ほら、おいでよ。遊び方なんて、人から教わるものじゃないんだ。自分自身で学ぶことなんだよ」
   
赤羽優梨 「親が有名だったから、周りの人たちにはただの金持ちの娘としか映ってなかった私に、
初めて手を差し伸べてくれたのが隼太だったんだ」
結咲奈々 「優しい人なんですね…沖さんは……」
赤羽優梨 「まぁ、その性格が災いして、色々理不尽な目に遭ってるんだけどね」
結咲奈々 「ふふっ、そうですね♪」
   
殺人犯 「動くなっ!」
結咲奈々 「え、えっ!?」
赤羽優梨 「くっ!こんな時に!」
殺人犯 「おい、武器を捨てろ。この嬢ちゃんがどうなってもいいのか?」
赤羽優梨 「ちっ、外道が……ッ!」
殺人犯 「へへっ、外道ねぇ…俺にとっちゃいい響きだよ。オラァッ!!」
赤羽優梨 「ぐっ!!」
結咲奈々 「首相さんっ!」
殺人犯 「うるせぇ!黙ってろ!」
赤羽優梨 「畜生…ッ!私は、守れないのか…?学園の生徒も、自分自身、も……!」
   
隼太(幼少時) 「おい、なんで優梨ちゃんと遊ぶのが嫌なんだ?」
少女 「だって…その子お金持ちの子なんでしょ?」
隼太(幼少時) 「そんな事関係ないだろ!?親が金持ちだったら遊んだらいけないっていうのか!」
優梨(幼少時) 「もういいよ、隼くん…わたし、一人でも平気だから…」
   
隼太(幼少時) 「一人で平気なわけないだろ!きみがこれから大人になって、ご飯はどうする!?寝るところは!?
全部一人でどうにか出来るっていうのか!!」
優梨(幼少時) 「うっ…ひっく、でも…わたしは…」
隼太(幼少時) 「なんで殻から出てこようとしない!?まだこの世界にはおれにもきみにも知らないことでいっぱいなんだぞ!」
優梨(幼少時) 「…う、うう……一人は…一人はいやだよぉ……!」
隼太(幼少時) 「…そうなんだ。人は、一人では生きていけるはずがないんだ。お互いで支えあってこそ生きていけるものなんだよ。
…おれは、きみにそれがわかって欲しかったんだ。だけど、叩いちゃってごめん…」
優梨(幼少時) 「ううん…いい、の……!わたし、馬鹿だった…さびしいのに…!さびしくてしょうがないのに、自分から殻に閉じこもってたんだ……!」
隼太(幼少時) 「…うん。でも、もうそんな殻必要ないよね」
優梨(幼少時) 「…うん…!もう、殻なんていらない…!」
隼太(幼少時) 「大丈夫だよ、きみを困らせる奴がいたら俺がやっつけてやるから!」
   
沖隼太 「……ッ!?……優梨……?」
   
姫崎翼 「沖さ〜ん、大変で〜す!」
   
沖隼太 「警察!?どこから情報が漏れた!?」
影山千紘 「それはまだ分かりませんが、正門前に部隊を展開中です」
城阪光 「ちっ、こんな時に限って首相はいないし…どうなってんだ?」
月城戒 「考えている暇はない。俺とお前とで正門を死守するぞ」
姫崎翼 「えっ、で、でも警察相手に…!」
城阪光 「それしかなさそうだな。翼、こっちは俺と戒だけで十分だ。そっちは任せるぜ」
姫崎翼 「う、うん…わかった…」
城阪光 「よし、戒、行くぞ!」
月城戒 「了解した。敵を殲滅する」
   
姫崎翼 「そういえば…結咲さんも見当たりませんけど……無事に避難しているといいのですが…」
影山千紘 「…ん、どうやら警察を呼んだ犯人が判りそうですよ」
蕪木警部 「こちらは警視庁の蕪木である!現在逃走中の殺人鬼がこの学園内にいるとの情報があった!
これより、学園内部に突入させてもらう!」
城阪光 「そうは問屋が卸さないってね」
月城戒 「目標を確認した。…城阪、くれぐれも殺すなよ」
城阪光 「わかってるってぇ!」
蕪木警部 「何っ!?学園政府が出てきたか…応戦しろ!だが、くれぐれも殺すなよ!」
   
影山千紘 「…やはり、あなたでしたか」
蕪木真白 「…武器を捨てて投降して。これは警察の仕事です」
   
赤羽優梨 「……痛ッ!…んあ、ここは…」
結咲奈々 「首相さん…気がつきましたか」
赤羽優梨 「ああ、そうか…私ら、捕まっちゃったんだね…」
結咲奈々 「すみません、私のせいで……」
赤羽優梨 「ははっ、何をいってるんだい?私はこの学園政府の首相だよ?寧ろ私が君を守れなくて申し訳ないよ」
結咲奈々 「そんな……」
殺人犯 「おい、ごちゃごちゃ喋ってんじゃねぇぞ。…くそっ、ついにポリまできやがった」
赤羽優梨 「ポリ…?警察が来た、ということは…真白か」
結咲奈々 「蕪木さん…がどうかしたんですか?」
赤羽優梨 「…いや、真白のお兄さんは警察の警部さんでね。多分、情報を流したのはあの子でしょう」
結咲奈々 「だとしたら、助けに来てくれるんじゃないですか?」
赤羽優梨 「ここは式ヶ原学園。私が首相を務める場所だ。警察なんかに助けてもらう義理はない」
結咲奈々 「首相…さん……?」
   
警察官 「式ヶ原学園、各エリア制圧しました」
蕪木警部 「よし、ただちに殺人鬼の確保に向かうぞ!」
警察官 「はっ!」
   
月城戒 「くっ…学園に警察の介入を許してしまうとは…!」
蕪木真白 「……いくら君たちとは言っても、この人数相手ではどうしようもなかったみたいだね」
城阪光 「ちっ…!真白さん、あんたなんで!」
蕪木真白 「理解してくれとは言わない。学園政府の意志もわかってる。だけど、私にも私の考えがある」
影山千紘 「あなたの考えを否定する気はありませんが、少々迂闊でしたね」
   
蕪木真白 「えッ…!?……ッ!沖くんと翼ちゃんがいない!?」
影山千紘 「まさか、この僕が何もせずに、こんなに簡単に捕まるとでも思っていたのですか?」
城阪光 「ははは、沖さんと翼ならすぐに首相を見つけて戻ってくるさ」
蕪木真白 「…なんで…殺人犯なんだよ!?みんな恐くないの!?」
月城戒 「死ぬことが恐くない、とは言わないが何もしないで死ぬなんてのは絶対にごめんだ」
城阪光 「そういうこと。なぁに、今までだってこれくらいの危険、乗り越えてきたんだ。今度も大丈夫だよ」
蕪木真白 「……っ、わたし、は……」
   
蕪木警部 「殺人犯よ、よく聞け!お前が立てこもっている部屋は既に包囲されている!潔く投降しろ!」
殺人犯 「てめぇらこそ、よく聞いてよく見ろよ?こっちには、卑劣な感じに人質が二人もいるんだぜぇ…逃走用のヘリを用意しろ!」
沖隼太 「あれは…優梨と結咲!?」
姫崎翼 「お二人が人質に…!?沖さん、早く助けに行きましょう!」
沖隼太 「いや、待て…姫崎、君は体育館にいる緋色を呼んできてくれないか?」
緋色椎名 「呼ばなくてもここにいるよ」
沖隼太 「うわっ!緋色、お前なんでここに!」
緋色椎名 「一回は体育館に行ったんだが、報道部の連中が『ここは任せてもらっていい』なんて言うから戻ってきたんだよ。
…そうしたら、なんか警察がいるからさ、見つからないように隠れてたんだ」
姫崎翼 「そうでしたか…では、沖さん。何か作戦があるんですよね?私もやりますよ!」
沖隼太 「ふう…まったく。なんでこう強気な子が多いんだろうなぁ……いいか、よく聞けよ…」
   
結咲奈々 「……この膠着状態、いつまで続くんでしょうか…」
赤羽優梨 「安心しなさいって。私がなんとかするからさ」
殺人犯 「んん?どうなんとかするんだ?」
赤羽優梨 「……こうすんだよ!!」
殺人犯 「痛ッ!…このアマ!!」
赤羽優梨 「うっ!」
結咲奈々 「やめてくださいッ!」
姫崎翼 「あのぅ…ちょっといいですか…?」
警察官 「おい、君!何をするつもりだ!やめろ!」
殺人犯 「あ?なんね?」
姫崎翼 「……今です!」
   
沖隼太 「うおおおおおっ!!」
緋色椎名 「首相、奈々!早くこっちに来い!」
結咲奈々 「椎名!?」
赤羽優梨 「隼…くん……」
沖隼太 「優梨を困らせる奴は、俺がやっつける!!」
赤羽優梨 「……ッ!!」
   
隼太(幼少時) 「大丈夫だよ、きみを困らせる奴がいたら俺がやっつけてやるから!」
   
殺人犯 「…う、うう……」
沖隼太 「…ッ!なんだ、こいつナイフなんか持ってたのか。おい、警察の皆さんよ。さっさと確保しろよ」
蕪木警部 「…あ、か、確保だ確保ーッ!!」
赤羽優梨 「う、いてて…」
   
沖隼太 「よう、無事か?」
赤羽優梨 「あ、あはは…おかしいなぁ、隼太って、そんなキャラじゃないのに…」
沖隼太 「はぁ?こんな時に何いってるんだよ…まったく」
緋色椎名 「あっちは放っておいた方がよさそうだな…おい、奈々。大丈夫か?」
結咲奈々 「うん…首相さんが庇ってくれたから。あ、でも腰が抜けたのかな?…立てないや」
緋色椎名 「お前、意外と根性ないんだなぁ…」
結咲奈々 「な、なにさぁ〜!私だって女の子なんだよ〜!……でもさ、二人の想い、伝わったよね」
緋色椎名 「……そうだな」
   
城阪光 「…ふう。警察連中は全員追い返してきましたよー」
赤羽優梨 「おっ、ご苦労さん。なんだかんだで夕方になっちゃったねー」
姫崎翼 「…これで、残りの問題は……」
月城戒 「答えてもらいましょうか。何故、警察に情報を流した?」
蕪木真白 「…それは……」
赤羽優梨 「もうそれはいいよ」
城阪光 「は!?何言ってんスか!真白さんは…!」
沖隼太 「いいんだ。それ以上彼女を責めなくていい」
結咲奈々 「どういう…事なんですか?」
   
沖隼太 「蕪木のお袋さんは、7年前に殺されているんだ」
姫崎翼 「え……!?」
沖隼太 「容疑は今日の奴と同じ強盗殺人。その犯人は今も捕まっていない」
赤羽優梨 「だから、ましろんが警察に情報を流したのは当然。私たちがとやかく言うことじゃなーいの」
緋色椎名 「まさか…あんたが事件とかにこだわっているのって……」
蕪木真白 「違う…買いかぶりすぎだよ」
月城戒 「す、すみません…何も、知らずに……」
蕪木真白 「や、やだな…何で謝るの?悪いのは私なのに…」
赤羽優梨 「あー、はいはい!もうこの話はおしまい!今日は解さーん!!」
沖隼太 「蕪木…君も今日は休め。みんな後ろ向きな君を見たいとは思っていないはずだよ」
蕪木真白 「うん…うん……!」
   
緋色椎名 「…しかし、今日のあんたが元気なかったのって、何か理由があったのか?」
赤羽優梨 「……誕生日」
緋色椎名 「え?」
   
赤羽優梨 「来月ね、私の誕生日なんだ。だからさ、親に来てくれない?って……まぁ、やっぱり忙しくて無理って言われたんだけどね」
沖隼太 「君は前から気にしていたようだったし、伝えておくよ。この学園の理事長は優梨の親父さんなんだ」
緋色椎名 「……そう、だったのか」
沖隼太 「そして、俺の親が校長をやっている。…とは言っても、実際にはここにはいないんだけどな」
赤羽優梨 「仕事があるから仕方ないっちゃ仕方ないんだけどね」
沖隼太 「それで昔、理事長の子供という事が原因で色々つっかかられたりしてな」
赤羽優梨 「うん。それで、私はこの学園政府を作ろうと思ったんだ」
緋色椎名 「なるほどね。あんたらが異常に学園を守ろうとしたのもその為か」
沖隼太 「まぁな。理事長や校長の代わり…という気持ちが知らない間に俺たちの心の中で大きく動いていたんだろう」
緋色椎名 「そうか…わかったよ。だけどよ、政府はあんたらだけじゃないんだ。あんまり無理すんなよな」
赤羽優梨 「椎名くん……」
緋色椎名 「俺も『強制的に入れられたとは言え』、一応政府のメンバーなんだからな…困ったことがあれば、手伝ってやっからよ」
赤羽優梨 「あんがとっ♪」
   
緋色椎名 「……は?」
赤羽優梨 「ぶっははははは!!先ほどの会話はバッチリ録音させてもらったよ!」
緋色椎名 「お、おい…先ほどの会話って……!」
緋色椎名 「俺も『強制的に入れられたとは言え』、一応政府のメンバーなんだからな…困ったことがあれば、手伝ってやっからよ」
赤羽優梨 「これでもう君は私の忠実な部下として生きていくしかないってことさ!ぬはははははー♪」
緋色椎名 「ノオオォォォォォォーーー!!」
緋色椎名 「単純な理由なのかも知れない…だが、俺はこいつら…学園政府の連中と出会えて良かったって思えてる。
それは、きっと今までの俺とは違う生き方をさせてくれるからなのかな…」
   
月城戒 「次回予告を始める」
城阪光 「んー、なんでも学園に荒くれ者がやってくるらしいぜ」
月城戒 「誰であろうと、秩序を乱すものは俺が裁く」
城阪光 「おーおー、気合入ってるねー。でもよ、それ以外にもやることがあるんじゃないの?」
月城戒 「俺にはこれしかない。他の事はあの人の指示の元、他の奴がやればいい」
城阪光 「やれやれ……次回も、一波ありそうだな」
月城戒 「次回は『史上最悪の敵!鴉山兄弟の訪問』、だ」
城阪光 「過激にファイヤー!!」
月城戒 「……それ、どこかで聞いたことあるな」
城阪光 「……気にするな」